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いや、ほんのちょっとだけ。
ブログ紹介
「こんなとこでも書いてるんや」「いや、ほんのちょっとだけ…」という内容の、「アオヤマの乱れ髪鉄火場勝負」のメモ版ブログです。Mac立ち上げたらとにもかくにも一言、て感じでウォーミングアップ。青山ゆみこの番外編、日々の走り書きゆえ、ふらりと来てもさっさとどっか行っちゃってくださいー。
 ※商売っ気や性格の悪さが感じられるコメントは勝手に削除します。あしからずー。
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業務連絡。

2009/07/02 19:37
7月3日(金)〜4日(土)は
島にわたっておりますので
パソコンメールは見られません。


お急ぎの方は
携帯メールなどにお願いいたします。



何卒。


あおやま


追伸:
ピナ・バウシュの訃報…相当凹みました。
もっと手掛けた舞台見たかったのに、
最初で最後になってしまいました「フルムーン」。


だから、舞台だけは
思ったときに必ず観ないとダメなんだよなあ。
天国できっとまた踊って、誰かを踊らせているピナの
ご冥福をお祈りします。












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店先の貼り紙ー店主軽薄。

2009/07/01 10:15
あたふたというだけでなく、
他に書いてるせいもあり、
やや放置プレイになっているこのブログ。



しばらくは、そゆ感じになりそうなので
いつ行ってもショーウインドウのかわらない
やる気のないセレクトショップと思って
たまにしかこんといてください(えええ!?)。



いや、なんか申し訳ない気分になるのは
具体的に何人かの顔が見えるから
いちおうお断りなど入れてみようかなあ…なんて。



それと、コメントいただいてもこれまた放置プレイなので
基本的にいただきっぱなしにすることにしました(えええ!)。



そもそもうだうだブログなもんで
とりあえず、そんな感じでどうぞよろしく(うひ)。










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憧れのお姉さん。

2009/06/26 11:58
マイケルのこともショックだが、
ファラ・フォーセットのことがもっと心にずきゅんときた。


あたしにも、永遠の、憧れのお姉さんだったのに…。



もちろんグッバイ・チャーリーのリアルタイム世代ではないのだが、
あたしの大好きな映画のひとつである「キャノンボール」にて、
つなぎの胸元のジッパーをジャッと下げて
金髪を振るのを目にしたとき以来、
鼻血ブーなお姉さんナンバーワンでもあった。


1981年当時は、確か、ファラ・フォーセット=メジャース。


名前も、イカす。


ファラ・フォーセット=メジャースが
ファラ・フォーセットになっても、
やっぱり首を振って金髪揺らすだけで鼻血がでる女優は
そうはいなかったと思う。



彼女を思い出すとき、
いつもなぜか彼女は牧草を運んだり
馬に水をやったりしていて、
そんな場面を映画で見たことなんてあたしはないんだけど、
彼女にはアメリカ西部の匂いがした。


あたしが西部の片田舎のニキビ面高校生男子で、
同じクラスにもしファラ・フォーセットがいたとしたら、
あたしにできることはひとつしかない。



白いシャツを
毎日鼻血で赤く染めることだけだ。




あー、そんなくだらないこと言ってないで仕事します。



その前に、
ファラ・フォーセットとマイケル・ジャクソンの
ご冥福をお祈りいたします。


1981年のキャノンボール。
1983年のBillie Jean。


80年代がどんどんと姿を消していく。
70年代だってまだ消えきっていないのに。






























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兵庫県知事選。あたしは行くぜっ。鼻血出しながら。

2009/06/26 00:29
通勤路でも選挙ポスターが目につき始めた。


7月5日(日)は兵庫県知事の選挙日だ。


現在の兵庫県知事は井戸敏三氏で、
日比谷高校卒業後、東大を経て自治省へ入省。


1996年、つまり阪神・淡路大震災の翌年に兵庫県に来られて
兵庫県副知事に就任。


2001年7月に貝原俊民知事が辞職するまでその職に就き、
その後、兵庫県知事選に立候補し当選。


都道府県知事は普通1期4年なので再選してるもんだから
以来、ずーーーーーーっと井戸知事。


考えてみれば、
あたしが二十代前半のときに副知事になって
あたしが退職して転職してまた退職して
そしてまた再就職というか変職みたいなことをして
途方に暮れている間中、
井戸さんはずーーーーーーーっと同じように
「防災」を掲げて「県民に優しい政治」を訴えている。


そして、ずーーーーーーーっと
他府県に足並みを揃えて
兵庫県のもろもろの数値は下がり続けている。



今回の兵庫県知事選への出馬は二人。
たったの、二人。


1)井戸敏三氏(63) 無所属
自民、公明、民主県連が推薦



2)田中耕太郎氏(60) 無所属※新人
共産党が推薦



二人は、あらしっくす。



一人は三期目狙いで
国会ではやんやなポーズの「自民と民主」が
タッグを組んで推薦するひと。



えー、「非共産対共産」というこの合戦、
ええこれを合戦というならば、ですが、
過去6回同じ対戦だったそう。



武田信玄と上杉謙信が
12年の間に5回といわれているから
それよりも多い。


なのに、話題性ゼロ。


いや、だから話題性ゼロ。


インタビューして回った訳じゃないから
極峡人間関係上でのデータから発表するならば
「誰がなっても同じやろ」「他に入れる人おらんやろ」という
誰が考えても同じであろう返答しか返ってこなかった。



投票率  悪くて誰を  責められる



あたしは今回は選挙に行こうと思っている。



考えに考え抜いて鼻血をぶーと出しながら
流血の投票をするつもりだ。
叶うなら鼻血文字で書きたいくらい(こわっ)。



アカンにも  ほどがあるでしょ  兵庫県
やる気ないのは  出来レースのせい?



県民のブーイングを表すブー票を新たに作り、
ブー票がある一定に達したら、
推薦した各政党が罰金払う法とかつくって、
出馬する人は命がけで闘う。


どこの推薦も受けない人はブー票対象外。
(公式推薦なくても、そういう気配見えたらブーイングやで)


選挙行かない人は、県民税率アップ。
無効票でもなんでもいいから
意思表示をしなアカンとあたしは思う。


だって、あたしらの税金で雇ってあげる、人なんだから。
おまんま食べさせてあげる、リーダーなんだから。







店主の勝手な注意書き
===以下、愚痴コーナーなので聞き流せる人だけ入店可==






あたしは、転職・再就職などを経て
何人もの社長を「あたしの社長」として見てきた。


ほとんどが、この人がリーダーなら
ついていくでー、という人たちだった。
もちろん、今の中島社長含めて。


たった一人、前職場のある社長だけは
ついていけん!とかちん餅を焼いた。


意思表示をしたブログの記事は
管理会社に手を回して勝手に削除された。
だからあたしは関西どっとコムブログを止めた。


関西どっとコムは、今は違うけど
当時は京阪神エルマガジン社の関連会社でもあり
関西どっとコムブログは「会社の広告ツール」だった。


なので、あたしは、自分とこが出した広告に
うちってあんましなってなくて…という自社批判を書いた
と非難されて、「降格処分」になって始末書を書かされた。



あたしは、始末書の書き方が書いてある本を参考に
四角四面の真っ当な始末書を完成させ侘びを入れながら
退職を決意し、
次に退職願の書き方をネットで探して書いて出した。


あたしは、その始末書と退職願いの文面を
鼻くそほども覚えていないけれど、
勝手に削除された文面と
受けたその行為は一生忘れない。


そのことで、会社の上司や同僚や後輩たちが
どんな反応をしたのかも、一生忘れない。





ちなみに、
その社長はしばらくしてもっと楽でお金もらえる椅子に
ぼんやりと座ってたけど、
その椅子の査定でオール1をつけられて
事実上の更迭っぽい退職をしたと風の便りに聞いた。



とかいうことを、ここにこうして書くように
あたしはわりにしつこい。


本気で腹が立ったことは
たぶん一生腹を立て続ける。


そういうのって気分わりーし、
それが嫌なので、会社を辞めたんだけど。


こうして書くとまた思い出して腹が立つ。


あたしは、その社長のことを考えるとき
いつも村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」の綿谷ノボルが思い出される。


本当に邪悪な人間は、巧妙で、
小さな小さな欲望をけして見逃さすそこにつけ込む。


あたしが始末書を出したあと
侘びを入れに社長室で交わされた会話も
一生忘れないと思うけど、
なんて恐ろしい人なんだと恐怖すら感じた。


ある人を褒めて悪口めいたことを述べて同意をさせようとしたり、
あたしはただ頷くだけで共犯になりそうなその巧妙な話術に
吐き気がしてきて、そのときにこみ上げた不快感を
今でもはっきりと思い出せる。


あたしには、そのような不快で腐敗した人格を持つ人間に
どうして違和感を持つことがない人が、
そんなにいるんだろうと愕然ともした。


まあ、でも、その人のお陰で
今の自分があるともいえる。

人生ってだから面白い。

それも本音。
本音も理由も人生の選択も
たいていのことはひとつじゃない。


だから、余計に、出来レースって腹が立つのかもしれん。


金村先輩の声が聞こえてきそう。


「あおちゃん。おこったアカン」


はいっ。




最後に、愚痴にまつわる件のもろもろで
いつもあたしが思い出す小説を引用します。



でも僕が本当に怖いと思うのは、青木のような人間の言いぶんを無批判に受け入れて、そのまま信じてしまう連中です。自分では何も生み出さず、何も理解していないくせに、口当たりのよい、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です。彼らは自分が何か間違ったことをしているんじゃないかなんて、これっぽっちも、ちらっとでも考えたりはしないんです。自分が誰かを無意味に、決定的に傷つけているかもしれないなんていうことに思い当たりもしないような連中です。彼らはそういう自分たちの行動がどんな結果をもたらそうと、何の責任も取りやしないんです。本当に怖いのはそういう連中です
(村上春樹著「沈黙」
 文春文庫「レキシントンの幽霊」より)





※今回の記事は、コメント受け付けてません。
 同意されると、凹みそうな気がするので…。
 
















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ナダルがいなくても、南里商店でありますっ。

2009/06/23 11:20
またやってきた夜更かしのこの季節。


ウィンブルドンでありますっ。


センターコートの野獣プリンスであるナダルが欠場という
あたしには「さいあくっ!」な結果からの序盤戦、
単純に判官不贔屓というだけの性格で
フェデラーを苦々しくさえ感じておったのですが…


やっぱすげーよあんた(うぅ)。



というロジャー・フェデラー×廬彦勲の試合のせいで
ホットに夜は更けていったのであった。



廬彦勲もスゲーよ。
ていうかアジア一位のプレイヤーにすげーとか言うのは、
伊坂幸太郎うめーよ、とかいうのと同じ間抜けな感想?



などと呟きつつ、
ロイヤルファミリーと同じ試合を観ながら
あたしがお供にちびちび飲ってたのがこれであります。
画像



ミーツの元同僚ミゾ番長からいただいた
南里正信商店のめんたいこ。
画像



たまらん、たまらんとです。



実は魚卵にはさほど興味のないあたし。
キャビアもイクラも、なぜなのか、心に響くことが少ない。
明太子にいたっては、「細かいぷつぷつサブイボ症候群」のため
手を伸ばすことすらなかった。



んだけど。
ミーツ編集部には代々九州方面出身者が必ず居て、
ミゾ番長の前にはシワク女史がいた。
彼女が帰省する度に明太子を買ってくると
ミーツ編集部は仕事を放りだして
白飯買い出し隊がついにビールも仕込んで
編集部はにわかにめんたいこパーチーになったもの。



というみんなの姿をじっと見ているだけなのが悔しくなり
「騙されたと思って食べてみー」と騙されてみたら、
世の中にこんなに旨いもんがまだあったんか…と
あたしががっくし膝をついたのであった。



以来、ビバ明太子人生を
芋焼酎とともにちびちびと歩んでおります。



シワク女史が寿退社して以降は、
ミゾ番長がめんたいこ大使となり編集部に
めんたいこの祝福をもたらしていたんだけど、
あたしがうだうだ退社してからは
その祝福を受ける機会もなく…。


なのに、わざわざ、ありがとうっ(うぅ)。


こないだ、小倉にいったときも
市場で迷い過ぎて買えなかった抜け作のあたし。


ひさしぶりの美味しいめんたいこを
思う存分お箸でほじくったもんだから…
当然のように今朝は顔がぱんぱん(うひ)。



美味しいめんたいこは、
いつも口に入れた瞬間にも美味しいけど
口の中から消えたはずなのに
ふんわりもんわり香りが残っていて
歯の隙間から小さい卵が慌てて飛び出して
ぷちっとまた香りを広げてくれたりするのが、
なんともたまらない。



塩加減も甘さ加減も味付けも
きつすぎず薄すぎず焼酎レースの背中を押し続けてくれた。
すげーよ、南里正信商店
そして、さすがナイスコーチ・ミゾ番長!


あたしには、フェデラーと同じくらい
見事にサービスが決まった感じでありました。


ミゾさん、ありがとうねー。








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あちちなピザにしてくれ。

2009/06/21 21:49
という夜ももちろんあった訳で。



恒例の(だったの!?)ピザ報告であります。



最近、ほんとに、よく言われます。



ピザ、好きだねえ〜。


その度に、訂正します。


旦那、そうではおまへん!



あたしはピザが好きなんじゃなくて、
ムーンライトのピザが好きなのです。


全然意味が違うよ?
そこんとこ、わかってる?




あたしはピザ禁断症状が現れた証拠に
知らないうちに口ずさんでいます。


うぉんちゅ〜 お〜れ〜のピザをぉ〜
焼っきっあ〜げ〜てくれぇ〜



スローなブギにしてくれ。
タイトルはその気分を表現してみました(遠っ)。
うひ。



ちょっと前だけど
2009年5月23日のピザ。
画像




その数日後、5月27日のピザ。
画像



でもって、
6月11日のジューンピザ。
画像



さらに、めでたいジューンピザ連打で
6月15日のピザ。
画像




あたしたる者が、
ちょっとピザをさぼりすぎている。



うぉんちゅっ うぉんちゅっ 
うぉんちゅ〜〜〜




















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小説を読もう。

2009/06/21 21:23
大好きな王夫人&トーク絶好調のマキちゃんと
阿蘭陀屋さんで串揚げナイトde
ローハイドムーンライトでカクテルフィーバーしてたら
夫人の相方さんから召集令状がかかり
花隈サボイでさらにカクテルを連打。


したかと思えば、



あたしがもっとも素になれる西宮の姉さんと
喰海さんに繰り出し
これって韓国料理、いや、喰海料理としか言えんぞと
オカムラ兄弟を前にわんこそば状態で平らげてる途中で
やんやと合流した相方ともまみれて
堂島サンボアでさらに景気がついて
北新地ママトークへの三人旅したり、



あわわ



という間に平日も週末も終わっていた。


宣伝会議の講座では
懸命に話を聞いてくれるキラキラしたたくさんの瞳に会えて
心がほくほくもした。



という先週は、
我に返るほど本が良く読めた。



数じゃなくて、
しみ入るようにフレーズたちが毛穴から入ってきて
全身がフレーズに満ち満ちてふわふわしている。



やっぱり小説ってええよなあ…
とじんじんきているところに
江戸の兄貴のブログ経由で
こんなインタビューを読む。



慌てて、古新聞をひっくり返してさらに読みかえす。
画像



あたしは、どうも、バカの典型で
本を読んで知識を得ようとする傾向がある。



いや、参考書や百科事典などそうした本も多い。



けれども、
あたしがよく読む類の本には
そんなものを求めるべきではなかった。


あたしが求めるべきは、
あたしが知っているはずなのに気づいていないことに
気づくということだったのだ。



一番大事なことは
そのことをあたしが求める
ということだろう。



あたしが求めるならば、
あたしが求めるものの多くは
既にそこにある。



生きてきて
たぶん4億八千百七回目くらいに
呟くしかない。


なにやってんだか。


そして、することはそれしかない。


小説を、読もう。







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にゃははな西加奈子さんと、むふふな高橋源一郎さん。

2009/06/16 19:43
幸せの週末のあと、
あたしをわらかしてくれたのがこの方。


西加奈子著『ミッキーたくまし』。
画像


あたしの大好きな「やっさん」もまた登場して、
前作『ミッキーかしまし』まで読み返させてくれた。



全国のニシカナ病の患者で
また新薬を飲んでない人は、大至急、書店へ!であります。


ますますパワーアップしとるであります(鼻息)。




そして、
幸せの週末の余波で
あたしがしたことは…もちろん
通算何度目かの高橋源一郎強化月間であります(鼻血)。
画像




お会いしたときに
正直に申し上げたのだが、
あたしは高橋さんの小説の多くが「わからない」。



小説を読ませていただいているのですが
わからないことが多くて…でもそういうところも面白くて…
などと、しどろもどろと述べるあたしに、
高橋さんはくしゃっとした笑顔でおっしゃった。


ああ、それは一番ですね。
わからないって一番楽しいですよね。


嗚呼、あたしは思わず何かを産み落としそうでした(なんで?)。


さておき、
なんでわからないのに、
あたしは高橋さんの小説をもぐもぐと反芻するのだろう。


なんかね、わからないけど、面白いのよ。


むふふふ、とおかしくて、たまらない訳です。


とりわけ、むふふふな小説は
『優雅で感傷的な日本野球』なんだけど、
前に単行本で読んだときはもっと訳わかんない気がしたけど、
文庫版には後書きが書いてあって、
そこには「野球を知らない、どこかの誰かこそ、
ぼくの小説の最良の読み手なのかもしれない」とある。



あたしじゃーん。



あたしは野球にちっとも興味がない。
ただ、高橋さんの描く「野球選手的なもの」が
面白くて仕方がない。
ちっとも野球のこと書いてないようなパーツが
余計に野球的でむふふふと面白すぎる。



あたしは高橋さんの小説を読む度に、
自由を感じる。


ああ、小説って楽しいなあ、と
海辺の砂浜をきゃっきゃきゃっきゃと走り回るような
なんやようわからんけど興奮して
勝手にどんどん盛り上がってはしゃぎたい気持ちになる。


ただ、やっぱり、なんやようわからない。


わかって楽しいのも楽しいけど、
わからないのに楽しいのは余計に楽しい。


酔っぱらって何でもおもしろなったような時のあの感じ。


高橋源一郎さんの小説は
酩酊小説なんだと、あたしは勝手に思ってる。


『君が代は 千代に 八千代に』などは
相当悪酔いするし、やや二日酔いまでも。


そんな小説を書く作家を
あたしは他にはしらないのであった。















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良き日の、感激のお式にゆたかな披露宴。

2009/06/15 10:23
土曜日は昼過ぎに西宮駅で
オーサコくんとヒラオくんと待ち合わせしたら、
東京から着いたばかりの平川克美さん
ほぼハジメマシテのアゲイン石川さんとも偶然ばったり。



嬉しい日の、嬉しい偶然。



考えてみれば、
人生の時間のほとんどは
偶然が結びつけてくれている。



14時からは昨年から何度も通った神戸女学院の
これまた見慣れたはずのソールチャペル。


なのに、ぎっしりと埋まったチャペルで
祝福を受けるお二人と、
チャプレンである司会の飯先生と、
ご列席の方々の後姿が視界いっぱいに広がり、
賛美歌やパイプオルガンに心を委ねていると、
なんだかそこは初めての空間に思えて
たぶん、やっぱり、初めての空間だったのだと思う。


内田樹先生と、能楽師 大倉流小鼓方・高橋奈王子さんのお式
ソールチャペルいっぱいに、いや溢れだしさえしていた
祝福に包まれての、とても感激の時間だった。


素晴らしいお式だった。


明るい日差しのもと
集合写真を撮っていただいた中庭も、
あたしの見慣れた光景ではなく
やっぱり初めて目にした女学院の風景。


何度もお目に掛かっているはずの
女学院の先生方の表情も柔らかくて
やっぱり初めての気がした。


ウェディングドレス姿の高橋奈王子さん、
真っ白な百合の花みたいに美しく咲いていた。
写真家の平野愛さんに見せてあげたかったくらい。
たぶん、彼女も震えたと思う。


夜はオークラ神戸の平安の間で披露宴。


後から何人もの方と意見を同じくしたのだが、
普段はもっとも「はよ終わらせんかい!」と
毒を吐きそうになる「披露宴のスピーチ」が、
誰も彼も面白すぎて、深くて、温かい。


その人ならではの言葉しか出てこない祝辞の連打。


森永一衣さんと斉藤言子先生の
なんとも豪華なソプラノのデュエットも美しすぎた。


新婦の側のお能関係の皆さまによる
「四海波」にもただただ唸る。


司会も、よくあるコンビニの店員さんみたいな
マニュアル通りの感動押し売り女司会者ではなく、
タニグチさんの背筋の伸びた力強く優しい声で
披露宴は気持ちよく進行。


鷲田清一先生も
新郎新婦と関係なくこんなにみんなが
あちこち動き回る披露宴もちょっとない
と祝辞で述べられていたが、
なんだか立食パーティのように
あちらこちらで立ち話、ハジメマシテやーやーどうも。


新郎新婦が会場を回る間、
列席者たちも会場をぐるぐる回る。


内田樹先生と高橋奈王子さんのお人柄が、
鷲田先生のおっしゃるとおり
披露宴会場にええ「顔」として溢れていた。


あたしも、久しぶりの顔にも会えたし、
会うのは初めてだけど、
なんだかそんな感じしませんねのお顔も多々。
とにかく、あたしには大切なお顔も連打。
全員に挨拶できずに会釈だけの方もたくさんで
いやはや贅沢すぎるというか
巻き戻しして一時停止したかった。


そんな中でも、
三宅先生の優しくてまあるいお顔にも
お久しぶりに会えて、
いつものことだけど、お顔だけでも
体も心も気持ちよくなる。


勝手に「おっさん」だとなぜか信じていた
文春の山ちゃんが「青年」だったことにも驚いたが、
(おばはんのあたしから見たら、だけど)
生・高橋源一郎さんの姿にもイスからずり落ちそうになる。
図々しく挨拶させていただき、
「…好きです」と愛の告白をしそうになるのを我慢して
「ファンです」と正しく名乗る。
高橋さんの娘さんの橋本麻里さんとも一緒に
お写真撮っていただく。ゆみこ、感激。


披露宴後にも、わいわいとローハイド。
ちょっと落ち着いてサードロウへと流れた時間だが、
ここにいる誰もが内田樹先生により結ばれてるんだなと
改めて我に返ったりと、不思議な感動。


チャペルのお式もホテルの披露宴も
余計なものは何もなくて、
お二人が受ける祝福をお裾分け(大盤振る舞いで)いただくような
本当に良い一日でした。
そして、たぶん、あたしは一日舞い上がってました。
いや、なんだか嬉しすぎて。


お二人には、
そんなお席に招いていただた御礼とともに
末永いお幸せをお祈りいたしまして
心よりお祝いを申し上げます。










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あたしが行かなくても、街の灯りは…。

2009/06/09 22:51
ここんとこ、なんやかんやで
街で飲んだり食べたりしていない。


ということは、
ほとんどアルコールも摂取していない。


あたしの肝臓、劇的リハビリかと存じます。


とかいうことはさておき、
ああ、ご機嫌なメンツと美味しいもん食べたいなあーと
悶々としていたら、
大迫力とかいてオオサコチカラのオーサコくんが
こないだの日曜日の饗宴@良友酒家の話を書いていた。


う、う、うらやますぃー。


もし、あたしが引き籠もったとしたら
悪天の岩戸を開けるには、
踊るよりももっと簡単、
あたしにいくつかの店名を囁けばそれですむ。


そのひとつが、良友酒家
そして、ミル貝。


たぶん、あたしがミル貝ダンスを
小躍り、いや、踊り狂うものであります。


彼らがクチにしたという料理レビューの中で、
びびび!ときた記述があった。


>名前は忘れたけど、入っている野菜のおかげで紫色。
>そんな見た目に反してあさっり味で再び食欲増進


ていうか、それはもしや「ヴァイオレットスープ!?」。


店内に貼られたお品書きで
ずっと気になっていたメニューのひとつではないか。


もっと教えて、いや、あたしに食べさせて
ヴァイオレッ、ヴァイオレッスープ…


Sexual Violet, Sexual Violet
Sexual Violet No.1


なぜか、桑名兄貴の歌声が
頭を駆けめぐりそわそわするあたし。



ずっと前に、天才バッキー井上さん
こんなフレーズを書いていた。


「あなたが行かなくても店の明かりは灯ってる」


ほんまに、である。








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本日男子禁制。ああ、恋多き、肌人生の巻。

2009/06/08 01:41
高校の頃から付き合っていた彼、
アルビオンと決別宣言をしたにもかかわらず、
やはり長年愛したヤツが忘れられず、
かといってもうバブリーなエクシアデートはせず
(だって、大枚はたいてもあんまし楽しくないんだもん)
少し前から一気にカジュアルダウンしてエクサージュスキコンの日々。


が、しかし…
やっぱし、物足りん。


というある日、突如あたしの前に姿を現した
ガイジン野郎のドゥ・ラ・メール。


アメリカ人のヤッピーのくせに、
フランス人めいた名前というのもうさんくさいと思いつつ
お試しデートであたしは一気に恋に落ちて、
本格的に付き合いだしたのであった。


それが、ヤツ、クリーム ドゥ・ラ・メール


んもー、ええとこ育ちなもんで、
デートの度にお金かかってしゃーないやん的に
あたしはどぎまぎしているので、
本当は毎日でもラブラブデートをしたいんだけど、
「今日はダメ」などととうそぶいて、
朝の約束は断ったりしつつ、夜だけときどき濃厚なランデブー。



さすがに名うてのプレーボーイだけあり、
あたしのテンションは下がることなく
会う度にヤツのフェロモンでお肌はしっとり。
周囲にも激しく薦めまくっておりますっ。



んで、エクサージュとの交際はほどなく
ワンクールでフェードアウトし、
それでもやっぱりアルビオンの呪縛から逃れられず
コルセスに鞍替え。

これは、弟と付き合ってたけど兄貴に乗り換えた
みたいな感じであります(どんな感じ!?)。


とはいうものの、
なんとなく、最近は、
あたしはそもそも「付き合い方」を間違えてるじゃないか?
という根本的な疑問もふつふつとちりめんじわと一緒に湧いてきて
今までの恋とは違うやり方を選んでみました。
いわば、「二股」。


ホットでクールな、二面性が魅力なそのお方は
こちら。
画像


Panasonic ナノケアイオンスチーマー EH-SA90


たぶん、たまたま誰かのブログで見たんだと思うけど、
電気屋さん(ていうか量販店)でふと目に入り、
ああ、こんな人とお付き合いすると
自分が変わったりするのかしらん…
などと妄想していたんだけど、
妄想の恋とは危険で、どんどん、どんどん、
その妄想の中での盛り上がりはヒートアップして、
そんな妄想片思い中のとある日、
「ていうか、アルビオンのエクシアやめた差額で軽く買えてるやん」
という、
「昨日は外食せずにお金使ってないから
今日は昨日の分も遣ってオッケー」的な
よく考えたら、何に対しての辻褄?
という計算機で帳尻が合ってしまい、
とある激安ネット合コンで、レジ前クリック地獄。


だってさ、エクシアの乳液と化粧水のコンビで
ニマンゴセンエンよこせって事もなげに言われてて、
ていうか美容液もまだ買うてへんのに、
その値段でイオンスチーマーさんと思い遂げられるやん!?


あたしは、今まで、男を知らなさ過ぎた女なんや…(がっくし)。


というのが、実は2週間ほど前のこと。


がっくししてかさついていた、
あたしの肌心は満ち足りて潤い、
ああ、この方にもっと早く出会えていたら
あたしの肌人生も変わってたのかしら…。

いや、こうしたいばらの道を歩いてきたからこそ、
この方の良さがわかるわけなんだ、きっと。


などと、
ロミオを待つベランダで一人芝居気分な今日この頃。



でもね、
思ったより、態度がでかい。
(本体はそうでもないけど
収納のハコがあるからさ。
開き直ってリビングの片隅に放りだしてます)


ほんでもって、
意外と、声がでかい。
(うぃーんとか、ちょこっと唸る訳です)


でも、そんなこと、大したことない(断言)。
誰にでも欠点ってあるし、こんなの欠点にも入らん。
それを欠点というなら、
手を掛けてくれがいのないあたしの肌など切腹もの(意味不明)。


なんか、一所懸命に熱いのん、冷たいのんと
繰り返し婆肌に息を吹きかけてくれる彼を見ていると
「ああ、あたしって、いま、大事にされてる」とひしひし。


毎回、別れ間際に、思わず「有難い有難い」と合掌してしまい
「あんた、肌だけじゃなくて態度も婆さんくせーよ」と
苦笑されるほどであります。


今までに、こういう人たちと
付き合ったことないせいかもしれませんが、
ナノケアイオンスチーマーさん、
熱い吐息とクールなため息で、
ずっとこれからもよろしく哀愁。


あまりに惚れて、
従兄弟の彼とも実はこそっと付き合い出しました(ひぃ)。
従兄弟にもまた、ぞっこんマイラブ。
画像



くるくるドライヤー ナノケア EH8522











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気まぐれかるぱっちょ的な猫通信。猫好き以外、解散っ!

2009/06/04 23:30
うちの近所の
米屋女猫。


超級に愛想が良く、
警戒心という言葉を猫辞書に持たない
ポンキー。
と勝手に呼んでいる。
(尻尾がいっつもぽんき!と立っているから)



ほんまに節操ないくらい、
誰にでもすりすりするので、
女子中学生に先こされたときは
放置プレイで嫉妬に狂います。



ほんで、寝てるときは
いくら呼びかけても返事もしない。
人と車が行き交う往来で
まるで、ビキニ着て御堂筋線の満員電車に乗り
居眠りしてしまいトップレスになってしまうような無防備さ。

画像




姐さん、豊満なボディがむき出しですぜ。
起きてくださいよー。











さて、先だって後輩のデカ長が
陣中見舞い的に浅草から送ってくれた神社猫。


画像


ボリショイサーカス的に
下界を見下ろしております。










ほんで、うちの相棒。

猫多分に漏れずハコ好きであります。



しかし、アマゾンハコでは全然足りてないっすよ。

画像

有馬温泉に浸かろうと思って服脱いだものの、
神戸サウナ横の足湯しかなかった的に
状況にとまどっております。


この後、姐さん、逆ギレして
回し蹴り跳び蹴り噛み技…
果ては指の中に隠し持った凶器だして
段ボールはまるでブッチャーの頭的に
切り裂きジャックであったこと、ご報告いたします。




えー、全国の猫通信読者の皆さま
気まぐれかるぱっちょ的にお写真お待ちしております(うそ)。











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メルロさんへの私的伝言。

2009/06/04 23:04
いろいろ教えていただき、大感謝です。


そして、
コメント欄は画像が貼り付けられないのでこちらに…








ググってみたら、どっかで見たことあると気づくと、









自宅にありました(相方蔵)。

画像



なんか難しそうな本やなあとスルーしてました(ひぃ)。

だって、鷲田先生の名前が小さくて
見えてなかったんですもの…(あきらかに言い訳)。



頑張って読みますっ(のだめ風白目敬礼)。














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「味を受け継ぐ」ということ@神戸元町別館牡丹園。

2009/06/04 10:40
昨夜の「魔法のレストラン」に、
神戸元町別館牡丹園さんが登場。


人生初のタイマー予約に成功し、
無事、時間差で拝見した。


前から思ってたけど…
ええ店や…。
泣けた。



企画テーマとしては、
2代目の王泰康さんから3代目となる文良さんへと
お店が厨房がどう継承されるのか、というところだったんだけど、
あたしが番組作りに激しく同感したのは、
単にトップだけの話じゃなかったことだ。


神戸元町別館牡丹園の厨房は
F1のピットみたいなもので、
かき入れ時にひょいとのぞくと(奥の席から)、
剃刀一枚通さないような
綿密なコンビネーションとチームプレイが展開されていて
それを見ただけで、
ビビッっと斬れまくりの皿が供されるのが想像できる。


実際、そういうボディも味もしまった皿が、出てくる。


その厨房をまとめるのは、2代目の王泰康さんで
ゆくゆくは3代目となる文良さんへと代替わりするのだろうが、
その側にはいつでも彼らの片腕がいる。


昨夜の番組内でも
鍋担当の黒田さんと衛藤さんという40年ほどになる
超ベテラン料理人が紹介されていたが、
彼らがいるからこそ神戸元町別館牡丹園なのだ。


という人間を、あたしは他に何人も知っていて
ご飯を食べに行ったり、取材でおうかがいしたりする度に、
それを目の当たりにしてきた。



10数年前、初めて取材させてもらった時には
黒田さんからもたくさんのことを教えてもらった。
そのほとんどが、何も変わったことはしていないこと。
先代からの味を守っているということ。
食材にはこれ以上なくこだわるということ。


その後、2代目の王泰康さんから
聴き続けることと、まったく同じ内容だった。



フリーランスになり、
ときどきはチーム仕事もするけれど、
ツトメニンだった頃のように
上がいて下がいるキャプテン仕事は減った。



だからこそ、
チーム仕事をするときには、
キャプテンのしんどさ、怖さ、一員としての気持ちなどなど
改めて考えさせられることも多い。



2代目の王泰康さんはそれを初代の父から学び、
3代目となる文良さんは泰康さんから学ぶ。



彼らと円陣を組む、
黒田さんや衛藤さんはじめとする厨房の片腕たちが、
さらにそこでも代替わりしながらサポートし続ける。


厨房を下から支える板場さんたちもまた、
代替わりしながら精神・技術を受け継いでいく。


そうして、いろんな場所で行われていることが
「味を受け継ぐ」という形で昇華するのだろう。




気持ちというのは、伝わる。
言葉にならない言葉こそ、伝わってしまう。



神戸元町別館牡丹園の厨房は
その言葉にならない言葉で、全てが進行している。


言葉にならない言葉だけが、
厨房を支配している。


だから、言葉にならない味が生まれるんだと思う。



そういえば、取材時にいろいろ聞こうとすると
「ごちゃごちゃ言わんと食べてくれ、食べたらわかる」
と2代目の王泰康さんから言われていた。
本当に、食べたら、わかることが多かった。



あー、牡丹園の料理、食べたい(笑)。



と、そわそわしましたぜ、まったく。


それにしても、厨房の結束力は
ニコガクナイン級、いや、以上とちゃいますん。



あたしも、いろいろ仕事頑張らなアカン。
そう感じました。ふぅ。



そして、そして、
店はやっぱり「人」よねえー
と思っていたら、
140Bの中島淳社長がええ文章書いてはった。



やっぱ、人、よねえ(しみじみ)。



















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「1Q84」のある音楽のYou Tube。〜音ネタバレ気味(?)〜

2009/06/02 10:17
物語冒頭に登場するヤナーチェクの「シンフォニエッタ」を
MIXIである方がアップしていて聴いたので、
あたしのように「どんな曲?」と悶々としていた方のために
真似して貼り付けます。
※元々はTBNで紹介されてました、とのこと。
 (この音じゃないとか、間違ってたら、教えてくださいね)









これ聴いて読むと、
また違うような気がします。















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村上春樹著「1Q84」の感想じゃないうまくいえない独り言。

2009/06/01 01:01
クリント・イーストウッドが
クリント・イーストウッド的に
俳優や監督としてその映画作品の中で
変化し続けるように、
村上春樹は
村上春樹的に
作者や「僕」(あるいはさまざまな登場人物)として、
作品の中で変化し続けている。


ちょっと前に観た「グラン・トリノ」で
イーストウッドがそうであったように、
村上春樹の「1Q84」にもまた、
今目の前に展開している物語の裾に
まるで縄ばしごがぶら下がっているように、
彼の今までの仕事がその物語にぶら下がっていた。



「小説」というものが、
単なる想像であり、単なる想像じゃないことを
村上春樹の小説はいつもあたしに感じさせるけれど、
それは多くの人が感じるのと同じように
気楽で愉快な感じ方ではなく、
パンが粘土を食べているような気分になる類の
不快でどんよりとした重たい感情を抱かせる。



「1Q84」にも、多くの物語がある。



章毎に、いや、段落毎にさえ物語がある。



一気に読んだせいか、
あたしはその多くの物語をまだ昇華しきれていない。


でも、思うんだけど、
あたしが酒場ですごす一晩の、その2〜3時間の間にも
たくさんの物語がたいていにある。
そしてたいていにおいて、
その現実の物語のすべてもまた昇華できていない。


そこには、たくさんのメッセージがあるかもしれないのに。



あたしが村上春樹を読むとき、
いつも読み終わった時に大切な何かがあったような気がするけれど、
一番大切に覚えていなければならないと思ったことが、
何か、と思い出せないことがほとんどだ。
という気分になる。


あまりにメッセージが多すぎる。



それは、まるで、多くのものを失って
多くのものを得ている酒場の時間に
あたしの中では限りなく近い。



あたしは、ときどき、
朝起きて、ミルクティを飲んで化粧をして自宅を出て、
坂を下りながら誰かに挨拶をして、駅に着いて電車に乗り
車内でいろんな光景を目にし、さまざまな匂いを嗅いで
また電車を降りて地下街を歩き、橋を渡りオフィスの扉を開ける、
その「日常」の中で受け取るメッセージの多さに困惑することがある。


それらは、あたしに、何かの意味があるのか。
なぜ、そんなに何かを感じなければならないのか。
意味を感じることに、意味があるのか。


考えることが面倒になって、
アンテナを意図的に畳むこともある。
うまく畳めないこともある。面倒臭いし、しんどい。



村上春樹という作家は、
けしてその面倒臭さから逃げない作家だといつも思う。



「1Q84」は、たぶん、
また何度も読み返す小説になると思うけれど、
あたしは読みながら、これを読み終わったら
ユーゴーの「レ・ミゼラブル」を読み返さなきゃと思っていて、
それとあわせて読まなきゃならないはずの
多くの本を探さなきゃいけない。と感じていた。


アントン・チェーホフはその後だ。


その物語をどう見るかは
あたしに委ねられる訳だけど、
少なくともユーゴーが意図したことの
10000分の一もあたしは捉えられていないのかもしれない。


そこにあるはずのものを見るには、
それが見えるための「背景」が必要で
その背景を探り当てるのは「紐解く」という作業だ。



「文学する」というのは
そのことなんじゃないかと関川夏央さんも
前に言っておられた気がする。



村上春樹の小説は、いつもあたしに
何かをし忘れたような気にさせて、
何かをさせる。



何かをしなくてはいけない、と思える作品は、
いや、映画でも小説のような作品でも、
あるいは読み飛ばしそうになるエッセイでも
そして酒場の会話でも
つまり何でもいいんだけど、
それがあれば、
それだけで十分なのだ。



それだけでも十分なんだけど、
もちろん、村上春樹の小説は、
それだけじゃない。















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内田樹先生×平川克美さん、そしてたまらん新刊と彼女の特集。

2009/05/29 23:55
各方面に諸々を投げつけて背負い投げて、
朝カルに駆けつける。


内田樹先生×平川克美さんの対談。
お題は「内向きで何か問題でも?〜足元を見よ」。



まるで噺家二人が掛け合い漫才をしているようなテンポと、
小学校来の関係だからこそ生まれる
何とも言えない気心知れたような二人の空気と、
鎖国論、攘夷論など
斬新で、でも、思わず膝を叩く発想と深い知見。


場内は爆笑のうずに巻かれたり、
うんうんを頷く頭がいたるところで上下したり…
いや、まじ、面白すぎた。




それにしても、
二夜連続で内田×平川コンビのお話を聞ける&
晩ご飯もご一緒できる、いやはや、なんともかんとも
かなりの贅沢な週となりました。


脳味噌へのフルコースでもあるけど、
お二人の「ええ(良い)気」が
あたしの心の邪気をようけはらってくれたのもある。


いくつかの、軌道修正のアイデアもいただいた。
有難い。



そんなお一人の平川克美さんことお江戸の兄貴が
今日の日中にも140Bに顔を出してくれたんだけど(140B参与でもあるし)、
あたしが本屋で仕入れて今から読める幸せに
ドキがむねむねしていた3冊のうちの1冊を手に持っていて、
聞けば、昨夜、お別れしてからもずっとホテルで読んでおられたそうで
「寝不足なんだよ」とあたしが大好物の
いつものワルそうなニヤリ笑いを向けてくれた。


画像



今日、帰りの電車で読みはじめて、
いきなり面白い。
嗚呼、たまらん…読み終わるのが既に勿体ない。




そして、
これも良かった。
画像





西加奈子さんの特集。
たまらん。面白すぎる。うぅ。



あたしがもっとも、「たまらん」と叫んだのは、
彼女の著書が出ると
毎回必ず一番最初に読書カードを送ってくる読者の話。



気になる人は、買って読んでちょ。
ニシカナ病の方には、損はさせません。
ニシカナ病の免疫のない人は、もれなく発症します。



というわけで、今日は寝られるかしら。
一気に読むであります。



しかし、この方のブログのぞいたら、
あれ、もう書いてたっけ?と
あたしのブログかと勘違いしそうにシンクロ(笑)。
















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贅沢すぎる夜。

2009/05/29 10:39
昨夜、140Bのあるダイビルは
オールスター夢の饗宴でした。


写真付き↓
http://www.140b.jp/blog/2009/05/post_401.html



ラジオデイズはいつも思うけど、知的お宝の宝庫です。
http://www.radiodays.jp/









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日産のハイジCM。

2009/05/29 10:20
デカ長のブログで見た日産のハイジに
朝からうひひひ・うひゃひゃひゃと大笑いしちゃいました。


http://www2.nissan.co.jp/NOTE/E11/SWF/SPECIAL/CONTENTS/BLOGSEAL/bs1.html

















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メールいただいた、アナタとアナタへの私的伝言まで。

2009/05/26 18:11
夜中の独り言に反応して


「元気?」



とか


「なんかあったん?」


とか


携帯がぶるるんと心配げに体を震わせている。


はっきり言うけど、
何にもありません。
むちゃ元気。



強いていえば…



締め切りで
お尻がぼぉぼぉ燃え盛っております。



取り急ぎの、ご報告まで。











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何と言えばいいのやら…夜中の独り言。

2009/05/26 02:16
あたしはすぐに瞬間湯沸かし器をひねる
怒りん坊体質なんだけど、
わりにガスの元栓を「閉」にするまでは、長い。


たいていのトラブルの元は
どちらかにあるのではなく、
どちらにもあることが多い。


というのが、あたし自身への統計結果だからだ。



逆に言うと、
「閉」にひねってしまった関係は、
あたし自身が「あたしには非はない」としか
どこをどう探ってもコネ繰り返しても回答が出せず、
そのことに疲れてしまって、
結局のところ「非」の問題ではなく
相性の問題だろうと、心の手帳に書きこんだものだ。



そうなると、
あたしは完全に栓を閉じてしまう。



電話には出ない。
名前を口に出さない。
その人のことを聞かれても答えない。
脳内思い出アルバムは一括削除。



ということで、
あたしの中から彼・彼女へ抱いていた
悪意のかけらもほうきで掃き飛ばしてしまえる。



って、ことは、ない。



そろそろ寝ようとパソコンを閉じかけて、
ネットパトロールしてたら、ある人のことを思い出した。


なにかが引っ掛かったんだけど、
いまこのブログを書き始めてみれば
それが何であったか思い出せない。
それは問題ではないのだ。


あたしは、どんなに、あたしの入口を「閉」めようと
あたしが望むと望まざるに関わらず、
あたしの中には「閉」のアクションの痕跡が残る。


「閉」行為が、特別に、何度も
「本当に削除しますか?」と問いを重ねた対象に対してだから
「取りあえず保存」しているものより、
強くあたしに作用する。



5人には満たないけれど、
3人では足りない。



それが多いのか少ないのかもわからないが、
思い出すだけで何ともいえない気分になる人が
それだけいると、
平均して3カ月に一日くらい
そんな誰かを思い出して
何とも言えない気分になる。


何か言ってみようとしたら、
こういう文章になった。



だから何だって?


だから、何とも言えない訳で。



















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北九州市のお土産。

2009/05/25 14:18
先だっての小倉〜門司港の旅原稿を書こうとしてて、
思い出したのでお知らせでありまーす。



今回は自分へのお土産には
旦過市場(たんがいちば)で空豆と里芋を購入。


そんなんどこでも買えるやん!


なんだけど、その前夜の「小山」でいただいたものが
あまりに美味しくて我慢できなんだ。


里芋は市場のおばちゃんに教えられた通り
お尻の固いとこ削って、
ずるりと剥けやすいように十字に包丁入れて塩ゆで。
というのが半分。
蒸し器で蒸し蒸ししたのが半分。


「小山」で食べたのには負けるけど、
ぬるりと、美味しゅうございました。



空豆は、半分は網でがんがん皮ごと焦がし焼き
が半分。
翌日は、サヤを脱がして豆に隠し包丁入れて塩ゆで。
嗚呼、これまた、美味しゅうございました。



カメラマンの福森クニヒロ氏は
京都までの移動をものともせず、
甲イカ(こういか)と鯵をもれなく氷詰めにして
新幹線で持ち帰っておりました。



鯵、めちゃ旨やったそうです…ビバ関門海峡。



さておき、前置きが長くなったけど、
会社のみんなへのお土産は
リーガロイヤルホテル小倉オリジナルの
「小倉じんだ煮パイ」にしました。


感想は道田さんによる140Bブログのこちらをどうぞ!


画像

写真はリーガロイヤルホテル小倉のHPよりお借りしましたー。



文中でも白ワインが飲みたくなる…という記述がありますが、
(ちなみにこれに触発されてブノア行ったのもあるかも)
ビストロで供されそうな一品であり逸品。



じんだ煮というのは、北九州の郷土料理の
ぬかみそだきのことで、
脂ののった鯖が関西の味噌煮ともまた違う味わいで
なんとも風味良くご飯もお酒も進む品。


それを、簡単に食べられるようにと
パイに詰めたものが「小倉じんだ煮パイ」。


ただじんだ煮を詰めただけでなく、
ホタテのムースが敷き詰められていて、
これがまた生クリームのマイルドな味わい。
かつ、大葉がアクセントで後口がなんとも爽やか。


かなり、旨いっす。



ちなみにもちろん、これも魚好きカメラマン福森氏は
大至急お土産に持ち帰っておりました。


さらに、地元ならではの厳選のお乳を低温殺菌した
なんとも乳の風味が贅沢なモーモーロール
姿は奇天烈(失礼)ですが、
わわわわわ、のめちゃ美味しいやんかいさ!
(ちなみにコレも福森氏、ソッコー予約の持ち帰り。
どんだけー(素敵)」


なんか、こういうノリ
関西のお家芸かと思っていたら
北九州市に負けてるやおへんかっ。


さらに、この鯖煮入り「小倉じんだ煮パイ」には
副題として「ca va bien!」(鯖ビアン)とまでも。


「ちかんアカン」のギャグ精神をもっと発揮して
さらに風味絶佳な土産物を
大阪も神戸ももっと考えなアカン思いますっ。



お土産物は、
やっぱりご当地ならではで
ちょっと愛嬌があって美味しいのが最高。



また小倉に行かれる方あれば、
「小倉じんだ煮パイ」も
ぜひお薦めいたします!










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新宿、そしてヨコハマが呼んでいる。

2009/05/25 10:46
落ち着いたら、また旅に出たい。


どこへ?


東京、ていうか、ピンポイントで新宿駅!!


と思ったのは、
140Bブログの中島さんのこの話を読んだから。


そして、
井野朋也(ベルク店長)著『新宿駅最後の小さなお店ベルク』を
アマゾンで買いそうになったけど、
あかんあかん、とクリック寸前の指を引き戻し、
街の本屋さんで買うことを決意する。
画像



しかし、神戸に街の本屋さんなんて、まだ残ってる?



そう考えて、頭の中でぐるぐると街をうろついて
自分がしてきた怠慢に我に返る。



あたしには、少なくとも、まだ海文堂書店さんが残ってる。



ジュンク堂書店の三宮店さんだって、
規模は大きいけど、イカした店頭陳列を行ってるし、
大阪ではアバンザの大阪本店も百々さんもいるし
規模ではジャイアンだけど心持ちはしずかちゃんだしね。



つまり、せめて、ネットじゃなくて書店で買うものなのだ。本は。



野菜は八百屋で買うべきだし、
でも八百屋が姿を消してスーパーになった地域は
良心的なスーパーを見極めてそこで買うべきだし、
便利だからってコンビニでやっぱり買うもんじゃないよね、野菜は。



美味しくないし、割高だし、
なにより野菜を見る目が鈍る。



あたしはコンビニもしょっちゅう利用するけれど、
本や雑誌に関しては、コンビニにコーナーはいらないと断言したい。


夜中に急に必要になるものでもないだろうし、
必要なものはそこには置いていないだろう。
あたしに関していえば、だけど。




という訳で、
『新宿駅最後の小さなお店ベルク』は
街の本屋さんで買いますっ。


そして、落ち着いたら、ベルクに行ってみよう。


この店のモーニングで一日が始まるなんて
それだけでええ東京日和が確信できるじゃないか。



つい数日前に、
お江戸の不利について書いたところなのに、
やっぱり羨ましい。
そして、ジョニーの旅日記を読んで行きたくなった
ヨコハマにもこの夏行ってみたい。


あのホテルのバーにも行きたいし、
野毛があたしを呼んでいる。たぶん。


やっぱりそこは港町。
あたしにとっては、「駅」に佇むベルクは
港町の防人のようなものにも思える。


内田樹先生が前に書いておられたセンチネルの話を思い出す。
http://blog.tatsuru.com/archives/000917.php


雨が降る度に、港町コウベも
少しずつ夏の盛りに近づいています。













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キム・ギドク監督「サマリア」。

2009/05/23 19:06
原稿鍋が煮詰まって苦みとえぐみが出てきたので、
ちょっと気分転換にやってきました。


昨夜、映画好き兄弟の営む
北新地のなんでこんな美味しいねんありえへん韓国料理店、
というかもはやオカムラ料理を出す店というべき「喰海」で交わした
グラン・トリノな会話をもぐもぐと反芻しながら、
そういえば薦めてもらって観ていた「サマリア」の感想を伝えるのを
忘れてたことに気づく。



キム・ギドク監督作品で、
あたしは他のを見てないので監督としては
どうちゃらこうちゃら〜という話はできないけど、
かなり面白かった。



「どんな話?」



と聞かれる度に、援助交際をしている女子高生がいて…


「ああぁ〜(ははーん)」


という会話を繰り返してきたけど、
そういう風に想像されるようなエンコーが主題な
いわゆる今どきの物語ではなくて、
まるきり「父と娘の物語」であることが、
日本映画にない展開に感じる。


画像

(DVDのパッケージと内容も、
この通りなんだけど全然違うともいえる)



ネタバレになるから、曖昧ミーで申し訳ないけれど、
同じ話を日本映画でしたら、「うそくせー」となるはずの
父と娘がなぜかものすごくストレートに「あり得る」と思えるのは
やはり韓国が儒教の国で、
普段の生活の中で家族の絆を
いつも表現しあっている国だからなんだろうか。


でも、これがアメリカ映画なら、
なんだかそれも「うそくせー」極端に物語りに感じる気がするし、
じゃあ、ベトナムなら?フランスなら?といろいろ妄想してみると
スペイン映画ならしっくりきそうに感じる。


ボルベール<帰郷>」がなぜか思い出されたのも、
親子の物語だからかもしれないけれど、
母娘ではなく、父娘というのがあたしには非常にきつく、
たぶんそれはあたしが、父娘の関係をうまくとれていないからだろう。
画像





もう四十路前にもなってくると、
ようやくあたしは娘として父にとってどうなんだろう…
などと、今さらジローに考えることもある。



あたしは「親」の経験がないので、
あくまで妄想でしかないのだが、
100億パーセントで確信できるが
父にとってあたしと言う存在は「出来が悪すぎる娘」で、
これまでに何千回となく、
我が娘ながら関係を絶ちたいような感情を持っただろう。



あたしが親なら…とこうして仮に想像しようとしただけで
腹が立つような憎たらしい娘である。


口は悪い、出来は悪い、性格悪いの悪三拍子。
その上、態度はでかい、問題多い…。



あたしが父親に対して、親孝行であり親不孝であることは
できるだけ彼から離れることなんだけど、
それはずっと父があたしに過剰に求めすぎるからだと思っていた。


「サマリア」を観たときも、そう思った。
そして、映画の父親が、羨ましくさえあった。


けれども、いま、ふっと書きながら気がついたのは
あたしも父に過剰に求めすぎているということ。


「何も求めず見守って欲しい」ということを、
あたしはずっと父に求めすぎていた。



あたしが父に求めすぎないでと思うのと同じように、
父もあたしにそのことを求められたくなかったのだ。



わ、マジで。そういうことなんや…きつっ。
泣きそうでありますっ。



もー気づかなかったことにして
忘却の彼方イスカンダルへ放り投げ、
原稿書くであります(ひぃ)。

























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ほぼ松澤さんへの私信めいた、ル・コントワール・ブノワの報告。ちなみに2回目に書いたヤツ(がっくし)。

2009/05/22 09:48
き、き、消えた…。



ほぼ20分ほど熱中して書いた
松澤さんへのル・コントワール・ブノワの報告。


最後にタイトルを打ち込んでいる途中で…


Macブックの電池切れで暗闇になり消えました。



あたしのMacブックは、
気分次第で「予備電力で動いてるけどもうすぐ切れるでー」という
報告をしたりしなかったりする。


いや、しやがる(いらいら、きぃー)。


今から書き直す気力はないので、
とにかく写真一点のみアップいたします。
二口食べて、これは報告せねば!と食べさしを撮影した
野生のアスパラガスのリゾット。
画像



黒いのはモリーユ


あたしのフンギなポルチーニ人生を
前言撤回させた黒くて小さい魔法のキノコであります。


いや、それよか、
ハジメマシテな野生のアスパラガスは、
しゃきしゃきの食感に、ちょっとねばるような感じもあり
さらにこの季節のお野菜特有の青っぽい感じ(ええ方の)が
くせになりそな予感。
あたしの中では、空芯菜にも似た印象です。



というみんなが溺れているリゾットの海は…



旨すぎ〜 旨すぎぃぃぃぃ〜ぃぃ 旨すぎぃ〜〜〜




旨すぎ開発でありましたっ。




他には、
ええのんが入ったからという茶美豚のテリーヌや、
「ゴーン風」という名の付いたメニューにびびっときて
うぎゃぎゃとなった鶏の肝やら自家製生ハムやら
どんだけ白ワイン飲ませる気?なサラダや、
もちろん大好きな野菜と豚のココットに、
初日に衝撃を受けたフォアグラがさらに進化していて
鼻血出そうに興奮してくらいついたフォアグラ焼いたヤツなど…
シャンパン、白ワイン、赤ワインはボトルが軽く空いた訳ですが、



なんで、こうして自慢めいた話を書き、
わざわざ食べさしまで撮っているかというと、
出てくるお皿に飛びかかる度に、
「松澤さん、絶対これ好きやわ(鼻息)」「松澤っぽいのぉ」
という会話を、壊れた人形のように繰り返していたからで、
つまり松澤さんへのご報告とお誘いへの呼び水なのでありました(笑)。



ほか、西宮の姉さんの顔も浮かんだこと
あわせてご報告いたします(なんのために?)。



昨夜は午後8時も回ってから
帰りにサクッとというノリでブノワのカウンターを目指して
中之島から小走りで駆けつけた訳ですが、
予約の取れにくいカウンターもええ席が陣取れる幸運で、
というのは、pandemic騒ぎのいわば恩恵なんだけど、
あたしは家に引っ込んで籠もるより、
こうして外でご機嫌な時間を過ごす方が
精神の衛生上はかなりいいんじゃないかと思う。


子どもがいる家は、
たぶん休校なんかでそうも言ってられないと思うけど、
普通に自由な大人は
もっとどんどん街に出てもいいと思うのだ。


あたしも電車や人通りの多い地下街なんかではびくびくとマスクを着け、
手洗いやうがいをこまめにしているけど、
風通しのいいかつ人がまばらな遊歩道ではマスクを外しているし、
ウイルス野郎に遠慮して外出を控えたりなんかもしない。
ていうか、メディアに過剰に踊らされたりもしたくない。


震災時にも思ったけど、
「いつまで」という確約がない不自由な状況は
すごく精神的に悪く、
そのよどんだ気分はウイルス以上に伝染力が強い。


何かを選択しなきゃいけないなら、
自分で選ぶぜ。


今回の大騒ぎで日本人がここまでえらいこっちゃ踊りを踊るのは、
「他人に迷惑かけたくない」という良心から来てるとあたしは思っている。
マスクだって、効果としては、もしウイルス保持者なら
それでウイルスを飛び散らかすことを防げるから…というのが大きいはずだし。


美しい国、です。



ちょっと熱出たらすぐに病院いくし(びびりのあたしも)
他の国よりも感染者数が多いのも、
そう言う正直さと整ったシステムにあるんだと思う。


ええ国、です。



でも、その厳しさと並行して
もちょっと生活を楽しむ余裕があってもよくないすか。



神戸近辺で電車乗ると、
マスクしてない人はくしゃみもしてないのに不審者のように睨まれるし、
マスクしててもおっちゃんが痰の絡んだいつもの空咳をすると
憎悪めいた眼差しを向けるのもやめませんか。


こわいよー。


そんな風にイライラばっかりしてないで、
ブノワのリゾットでも食べてイライラをとろとろ溶かしましょう。


たぶん、単純な関西人だから
来週くらいにはうっかりマスクも忘れそうな感じに戻るだろうし
それはそれでどうかとも思うけど、でも取りあえず
そしたらまたブノワの予約も取れにくいはず。
今週末は、ユガッタチャンスのラッキイ池田であります(たぶん)。


という、強引なシメで、終わるのであります(敬礼)。


1回目に消えたのと同じくまたちょうど20分かかってます。
計40分かよ…うぅ、仕事に戻ります。

























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『神戸女学院大学 大学案内』のお知らせ。

2009/05/21 15:45
始まりは夏、でした(昨年の)。


140Bとしても、あおやま個人としても
大学案内の制作、
それも一冊丸ごとでかかわらせていただくのは
初めての経験でした。
画像



面白かった。
学ぶことも多かった。
正直、てんぱりそうになったこともある。
いや、てんぱってた。


それでも、
約半年間の間、テンションの落ちることなく
「伝えねば!」という気持ちが枯れることもなく
どんどんと課せられた責任の重さを感じていた。


大学側の担当者の方は
大学に対しての方針が揺らぐことなく
だからあたしも迷うことなく
その時々に数々の選択を即決することができた。


こういう仕事の進め方が可能な状況というのは、
実はなかなかない。



編集の仕事をしていると、
何かを決めるときに突如基盤がぐらついたり、
乗った電車の方向が知らない間に変わっていたり
するような場合もある。


ありえない。


でも、わりによく起こる。


そういう、ありえない話が、
きちんとありえない基盤が神戸女学院大学にはあった。


教育の現場は、ビジネスの現場ではない。


長い時間のほんの一部だけれど、
人間形成にかかわる大切な時間をそこで過ごすのは
どんな風に影響を受けて、どんな風に変化して
これからどんな人生を過ごすか誰にもわからない人間だ。



人間が人間に対してできることって
実はそんなにパターンはない。


あたしは、大学案内を編んだり書いたりしながら
すごくシンプルなことしかしていない。


この大学案内を読む誰かに
あたしが感じた深い愛情を伝えたい。
という思いを込めたい。ということだけ。



制作スタッフとして、チームを組んでくれた
ライターの姜尚美さん、坂本こずえさん、清家麻衣子さん。
タイトなスケジュールにもかかわらず、
全力投球で編集にも多大なアイデアを
みんながびしばし提案くださいました。

心が震えるような写真を次々とあげて
全撮影を一人でやり切ってくれた平野愛さん
しかも全ネガフィルムという暴挙を
いともたやすく整えてくださった写真とプリント社のご機嫌ボーイズ。

怒濤のデザインを最後まで丁寧に
心を込めて仕上げてくれたみやあきみささん
そしてチームcursorの皆さん。

そして、企画の最初からがっぷり四つでご指導いただき
いつも抜群のタイミングで、
背中を押してくださった神戸女学院大学のヒラヤマさん。


全方向からの質問・調整の集中砲火をクールに、
ときにハートウォーミングな笑顔で返してくださった
大学側の企画窓口・ハセガワさん。


もちろんご多忙の中で取材にご協力いただいた
教員の方々や在校生に卒業生の皆さん。


心より感謝申し上げます。


とりわけ神戸女学院大学の関係者の皆さん、
誰もが驚くばかりに人間として感じが良くて、
そのことに編集チームの一同誰もが感激したのだった。


卒業生の方へのインタビューでは、
我が身を恥じ入ることばかり。
在校生へのインタビューでは、
やり直せるもんならと振り返ってばかり。


こうして書きながら、
いろんな方からおうかがいした言葉が
どんどん思い出されてきます。


きりがないので、なんですが、
卒業生でもないあたしが言うのもさらになんですが、
本当に神戸女学院大学って素晴らしい「学びの場」です。


これから大学進学しようと思っている高校生、
は、読んでないと思うけど、
そういうお子さんをお持ちの親御さん。


神戸女学院大学の大学案内を
読んでいただけたら嬉しいです。


これはどの大学案内にもないと思いますが、
専攻ゼミを担当している全教員の方のお写真も見られます。


環境が人を育むと考えた
ヴォーリズ建築も見られます。


そういえば、
5月24日(日)NHK教育テレビ「日曜美術館」(9:00〜10:00)で、
ヴォーリズ建築が紹介され、女学院も登場します。
(再放送は5月31日・日曜日・20:00〜21:00)。
楽しみ。



大学案内の資料請求は
こちらです。
http://kobe-college.jp/request/












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門司港&小倉の感激の旅。ほんのちょっとだけ取り急ぎ報告。

2009/05/20 20:19
マスク大国を脱出し、
のぞみでビューンと行って参りました北九州は
小倉&門司港の旅取材。


良かった…(しみじみ)。


今後、あたしは博多に辿りつくことができるのだろうか…
と途中下車を予感させるええ街だった。


小倉駅直結の便利な場所にある
リーガロイヤルホテル小倉も、中之島と同様に
ゆったりとシックな空間でありました(喜)。


ちなみに、北九州市から神戸への修学旅行など
取りやめになったとニュースで聞いていたから
あたしは汚染者のように忌み嫌われるかと思えば
誰一人気にするでもなく、なんとも大らかな空気漂う。


ニュースであんだけしたら、
そらびびるわな、と思いつつ
実際のところ、あんまりピンと来てないみたいだった。



さてはて、強烈に感動したものが3つ。



まず関門海峡の景色と、
瀬戸内育ちには激流に思えたその流れ。


巌流島もすぐそこに見えるんだけど、
武蔵よーこんな激流漕いできたな!!と軽い衝撃を受けた。
もしかして、流されて行き過ぎて、戻るのに時間かかって遅刻?


などと、カメラマン福森氏と妄想しつつ、
連絡船に乗船。



せっかくなので、中に入らず
後部で潮風に吹かれてみる。


き、き、気持ち良すぎるー(カ・イ・カ・ン)。
画像


画像


こんな写真を見ると、
スカしたかっちょええカメラマンかと
誤解されるのが悔しいので(なんで?)こういうのもアップしてみる。
画像


ちなみに、小倉城では忍者のような空中遊泳(ひぃ)。
画像

このすぐ横にある松本清張記念館も
めちゃめちゃ面白かった。
半日は過ごせる、書斎あり、著作の映画上映あり、
歴史などの資料もわんさかで、
期待を8000倍で裏切る充実度。お薦めしますっ!!



翻って、旅の感激の話。
あたしは漁村生まれの港町育ちなのだが、
考えてみれば長期めの旅といえば、
メルボルン(豪)、ブライトン(英)、ボストン(米)と
港町ばかりで、
国内でも内陸より海沿いの街が好きだ。
(日本は大半がそうだけど)


しかし、日本海より、太平洋。
太平洋より、瀬戸内。


だって魚が美味しいんだもん!



と思って玄界灘に意識を向けていなかったこと、
ここに後悔のあまり、深く首をうなだれるしかない。



そのことを思い知った、小倉の鮨「小山」。



「小山」については、改めて書きたいが
信じがたく奇跡のような連打のほとんどが
あたしには未知との遭遇なみらこーな味わいで、
がんがん日本酒を飲んだ。


無類の魚好きカメラマン福森氏にいたっては、
とろとろと目尻がとろけて、
最後には完全に溶けてなくなっていた。


惚れました…大将っ。


そして、好きです、女将さん(ラブ)。



えーっと一切、写真なんて撮ってません。


カメラ構えるようなカウンターじゃないし、
そもそも、美味しい料理を前に箸の前にカメラ持てるかっつーの。


平らげた品数はあまりに多いため
後半には最初に何食べたか忘れる勢いでありました。


というのも、鮨は江戸前スタイルですが
そこまでがかなり長い。


いや、もうお鮨出てこないかと思ったし、
出てくる頃にお腹が…と心配することもない
やっぱしみらこーな構成で、
かえってお鮨の頃に再びお腹が空いていたほど(感涙)。


メディアにもほとんど出ない&
あたしのように嬉しがってブログを書くような常連層ではないため
(K2の長友氏のブログのみ唯一お見かけしました。さすがっ)
純粋に口コミでお客さんが繋がっているのも
頑固というには笑顔が魅力的過ぎ、
こだわりのというにはそれでは足りんやろ、
という大将のお人柄と雰囲気とお店への姿勢だからこそ。


ああ、こんな間抜けな文章、不味すぎる…。


ていうか、改めるとか言っておきつつ
思わず興奮して殴り書いてしもた。


今日は、このあたりにしておきます。


ちなみに、ここは相方が
「小倉やったら、ここしかないやろ!」と強烈に薦めてくれて、
その相方は北九州市のことを何でもしってる方に
お連れいただいて知ったのだった。



そういえば小倉旅行の前に、
青山シンスケと「ええ鮨屋ってなに?」という
哲学的な深淵な問いを交わしていたんだけど、
それが「小山」でよくわかった。


その店があるその土地でしか食べられないものを、
その店ならではのやり方で出す。という
心意気がある大将がいる店なんだと思う。
(女将さんでも板前さんでもいいけど)



安くて旨い、とかの前に
まずそういう当たり前のことがあったよなあ…。


東京に住んでいる人は、
多くにおいて不利だとあたしは再認識した。




えっと、旅の感激事項あともうひとつ。
小倉織作家の築城則子さんのこと。
そして、小倉織については
『ザ・ロイヤル』でも書くけど、またここでも書きます。
実際に手織りしている山の中の工房もおうかがいしたが
織る姿はまるで音楽家のようにも見えた。



カッコ良すぎた。人間も織物も…。



しかし、旅に出て、
あたしにはまだまだ知らないことがあると思えるのは、
最高だと幸せを噛みしめています。














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ユーゴー作「レ・ミゼラブル」ドロドロと続行中。

2009/05/14 00:01
引き続き、「レ・ミゼラブル」を読んでいる。


あたしのタイプの書き手の性質のひとつに、
「いやきち言わせたら日本一」というのがある。


つまり、例えば、ある人物のことを説明する場合、
それもとりわけ、「BAD」な方向の時に
ええええ、どんだけー!!
という悪口を並べたてられるかコンテストをしたら
いつも上位3位には入賞しているような、書き手。


あたしは、そういう、書き手が好きだ。


ぬるま湯が冷めちまったぜな褒め殺しコンテストなど爆破。
おもんねー、である。



人間の幸福にはだいたい決まったパターンがあるが、
不幸のパターンは数限りない。


といわれるが、「良い人間」というのもだいたい似通っているが、
「悪いヤツ」には定型がない。


そこのところを追求してこそ、である(何が?)。


そして、
ヴィクトル・ユーゴーの筆で、あたしはこのところ、
ずっとそのことをドロリと教えられている。


ユーゴーの悪口ぶりが、あまりに突き抜けていて、
「レ・ミゼラブル」は、意外や思わずわらっちゃう小説でもあった。


例えば、ティナルディエという超級悪役夫婦が登場するんだけれど、
その二人の描写ならこんな具合。



「レミゼラブル」岩波文庫 ユーゴー作/豊島与志雄訳
画像

ー妖しき二人に関する初稿ー より
 捕らえられた鼠はきわめて弱弱しかった。しかし猫はやせた鼠をも喜ぶ。
 一体そのティナルディエ夫婦はいかなる人物であったか?
 ここでまずそれについて一言費やしておこう。そして後になってこの稿をまっとうすることにしよう。
 この二人は、成り上がりの下等な人々と零落した知識ある人々とからできてる不純な階級に属するものであって、そういう階級の人々は、いわゆる中流社会といわゆる下層社会との中間に位し、後者の欠点の多少を有するとともにまた前者のほとんどの欠点を勇し、労働者の寛大な発情もなければ中流民の正直な秩序も知らないのである。
 彼ら二人は、もし在る焔が偶然その心を温むることがあるとしても、またたやすく凶悪になるごとき下賤な性質の者であった。女のうちには野獣のような性根があり、男のうちには乞食のような素質があった。二人とも、悪い方にかけてはどんなひどいことでもやり得る性質だった。世の中には蟹のごとき心の人がいる。常に暗やみの方へ退き、自分の不具をますます大ならしめることに経験を用い、絶えず悪くなってゆき、しだいにますます濃い暗黒に染まってゆく。二人は男女とも、そういう魂の者であった。
 亭主のティナルディエの方は特に、人相家にとって厄介な人物だった。ちょっと見てもすぐにこいつは用心しなければいけないと思えるような人がいるものである。彼らはその両端が暗い。後方に不安を引きずり、前方に威嚇を帯びている。彼らのうちには不可知なものがある。将来何をなすかわからないように、また過去に何をしてきたのかもわからない。その目付きのうちにある影で、それをわかるのである。彼らが一語発するのを聞き、一つの身振りをするのを見ただけで、その過去の暗い秘密とその未来の暗い機密を見てとることはできる。


 
もー、どんだけ、こてんぱんに、悪いヤツっ(驚愕)。


あたしは、人物の描写で、
「蟹のごとき〜」という表現を読んだのは初めてで
そこ読んだときに愉快な痛快ささえ感じて、
ユーゴーは天才だと深い感動に包まれた。



ドクターアヤさんが教えてくれたように、
ユーゴーの文章は詩的で、リズムがとても美しい。


ゆらゆらと小舟に揺られるかのように、
いつのまにか革命後のフランスにあたしは暗く佇んでいる。


その小舟が浮かぶ小川は、
真っ暗で、臭くて、夜じゃないと耐えられないような
汚く澱んだ弛緩したような水がほとんど流れずに溜まっていて、
でも、ときおり、川岸には白い可憐な花も咲いている。


その花がああ綺麗だなとか思う前に、
あたしはなぜこんな汚い小川にいなきゃいけないんだろうと
嫌な気分にもなるけど、
その花が「ああ白いんだな」とすごくリアルに実感できる。



そういうのが、すごく、面白い。

















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たまには女子トーク。ミラコークリーム「ドゥ・ラ・メールな秘宝」編。

2009/05/12 22:41
引き続きいろんなことがあります。


といっても、あたしは、大人になってのいろんなことは
思春期のあの面倒臭さに比べた「屁」みたいなもんやな、と
よく思う。



一緒にトイレ行かなアカンこととか(ほとんど行ってないけど)、
親友めいた味方を作って
二人だけの秘密を持たなきゃいけないこととか(すぐ喋ったけど)、
3人集まると必ず一人が「はみご」になるから
それを避けるために気を使うことに気を使い続けること、とか…。



めんどくせー。



と、兄と弟に挟まれて育ったあたしは
女子の付き合いに精神をすり減らした中学・高校時代を
いやほんま共学で良かったーと思うと同時に、
でも、本当は、こないだの夜みたい
女子ばっかであーだこーだって、逆に楽しかったのかなあ。
いや、大人やから、楽しいに違いない。
と、思う。



あたしにとっての大人の定義は、
「とりあえず、受け入れてみる」「とりあえず、受け入れられる」
ということにある。



神戸女学院大学の教育理念のひとつに
「国際理解」というのがあって、
それはつまりは「異文化理解」で他者を受け入れる
ということなんだけど、
あたしはそれを知ったとき、
嗚呼…とうなだれたものだった。



とかいう、異文化理解でもあった
レミゼ女3人会でも報告したが、
あたしが最近、周りの女子に薦めまくっているコスメがある。



レミゼ3人会にいてもおかしくなかったmint2さん
ブログで書かれていたのをみて、そっこー真似したのがこれ

「ドゥ・ラ・メール UVプロテクションフリュイド SPF30」
画像



ここ数日の日差しで、
オバQであるあたしの顔、特に、おでこは
直射日光を吸収しまくっていて、
日焼け止めなくしては黒人オバQが出来上がってしまう。



ということを、予測して
数日前から使っていて、使い心地はとても気に入っている。



てこともなんだけど、
それよかもっとお薦めしているのが、
「クリーム ドゥ・ラ・メール」
画像




日焼け止めを購入したときに
店頭の可愛いお姉さんがくれたサンプルなので、
三日分の極小サイズ。


普段はほとんどサンプルをもらっても、
旅行用の携帯分に利用させてもらったりして、
その商品力を本気で試す、なんてことはなかった。
(だって、サンプル程度の使用回数じゃわかんないっしょ)


でも、なんとなく、ちょっと試してみよかなと思ったのは
店頭のお姉さんがケバくなくて
清楚で可愛かったからだけなんだけど、
夜ぴとぴと塗って寝て、翌朝起きたら…



ひぃ、毛穴が半分に!!



えー、図で描いてみると
こういう訳です。
(どんだけ、ひどい絵っ。
女部長に発注したかったけど経費削減)
画像




って、いっても、誰も人の毛穴なんて気にしてないから
自分でしかわからない毛穴のちっさい話なのであるが…。



しかし、「スゲー!」と
毛穴の中心で叫んでしまったミラコーなクリームでありますっ。



もちろん、サンプルがなくなり次第、
本ちゃんを購入しようと誓い、
ネットでお値段や種類など調べたところ…


画像

60ml¥33,600 (本体 ¥32,000)
30ml¥17,850 (本体 ¥17,000)



高すぎ〜 高すぎぃぃぃぃ〜 高すぎ〜



関西人なら誰もが高杉開発のCMソングを歌うしかない
高額商品でありました(ひぃ)。



しかし、あたしはもうただの女子じゃない。



カネで買えるもんは買える大人の女子なのである。



が、そうはいっても、買えるもんしか買えない、
大人の事情ありな女子でもある。



買うべきか、買わざるべきか…



なんて悩むことなく、今回は買います(きっぱり)。



お支払い方法は?


えー、二回で(小声で)。



いや、そうではなくて、
ネットで目を血走らせながら割引商品が眠る秘境を探し回り、
お宝をゲットする覚悟であります。
というわけで、そろそろ荷造りして、
ドゥ・ラ・メールな秘宝を巡る冒険に出掛けるでありますっ
(のだめ敬礼・あ、また眉間に皺が!)。

















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レミゼ3人会な神戸元町の夜。

2009/05/10 14:09
衝撃的なトラブルなど起こり肝を冷やしつつも、
別件撮影で美味しいデザートなどもいただきつつ、
過ぎていった先週末の最後は、
マダムまつざわさんドクターayaさんとのレミゼ会。
(テニミュ帰りの女部長とはタイミングあわず残念無念)



といっても、あたしはミュージカルの「レ・ミゼラブル」未体験者で
先だってTSUTAYAったフランスドラマ版&
まつざわさんからお借りしたイギリスお宝コンサートだけしか
トークに挑む材料がなく、
読みはじめた岩波文庫全4巻の「レ・ミゼラブル」はまだ
1巻の250頁目くらいで、ようやくジャン・バルジャンの生い立ちなどを知り
「しかし、当時のフランス、ひどすぎるへおへんか!」と
もっとひどいあたしのフランス史に対しての無知を猛省しているところ。
画像




なもんで、主に、マダムとayaさんの玄人っぽすぎる会話を
小耳に挟むもほとんど外国語に聞こえ、間抜けに相づちを打つのみ。



でもなく、現時点の疑問などをひとつひとつ解明していただき、
これはもう、とりあえずミュージカル観にいかなあきません!!となり
秋のレミゼ帝国劇場への参戦を表明。



ということを、
神戸元町別館牡丹園にて行う。



しかし、昨日も美味しすぎた…。



マダムまつざわさんとはお昼に撮影でご一緒しており、
相当なラグジュアリーデザートをいただいたりしていたせいで
お腹ぽんぽん、今日はそんなに食べられないかも…
と心配していたことが一切合切杞憂。


排骨(スペアリブ)やピータン・くらげに醤油鳥、
そして5秒でお皿が空になったミル貝など
何度食べても初めて食べた気になる前菜を小走りし、
王シェフの料理哲学などを拝聴しつつ、
どでかく甘いタイラギ貝のXO醤の香りで大至急食欲が加速し、
しゃきしゃき蓮根と牛肉のオイスターソース炒めに悶絶し、
レミゼ3人会は一気に短距離走の様相をなし、
すり潰した車海老をこんもり盛った揚げパンを甘酢でいただくのやら
どんだけいろんな味がすんねん・でも最後はビシッときまるやん・な
未知との遭遇の麻婆豆腐やら
まだまだ世の中には、いや、神戸元町別牡丹園には
あたしの知らない美味しいものがあるんだなあ…としみじみする。



間もなく、言葉を失う葱そば(腸詰め付き)を
マッハ3で空にして、ノンストップで、ライチー。


このライチーが、また衝撃的な、
タネがどんだけちっこいねん!な正宗であった…。
(意味わかるかたには、わかると思いますが。
あたしは昨日初めて知ったけど)



神戸元町別館牡丹園バージンのayaさんの驚き顔に
マダムと一緒にまるで自分たちが料理したかのごとく「うひひ」となり、
しかしやっぱり料理は味だけど味じゃなくて、でもだから味が違うんだと
王シェフに嬉しくて小躍りしつつ最敬礼。



して、ムーンライトバージンでもあるayaさんを拉致りながら
マダムと3人で喋り倒しつつ、栄町の三日月ネオンを目指す。


そこでもやっぱり、喋り倒しながら、
マダムもayaさんもそれぞれの人生の血と骨と肉と
だからこんな骨格やねん的内容の会話がたまらなく面白い。



あたしは、必死に生きている人が好きだ。



必死に生きるっていうのは、
額に汗流してとか貪欲にとかそういう意味ではなく、
その人なりにしか生きられないことを知っているから、
そうとしか生きてない人のことで、
そこには「理想の生き方」とか「理想の家族」とか「理想の女性」とか
そういうねむたい理想で無意味な世間的判断基準がない。


はっきし言って、ずれまくってる。


あたしには、そういう人たちが自分を普通だと思って
でもなんか・あれ・違う?・ようわからんけど・てかまあえっか
と生きているのが、これ以上なく面白く切ない。
(いや、ていうか、お二人ともスゲー必殺仕事人なんだけど)



そんな「ひぃ」なトークショーとしては
栄町のムーンライトのわさわさ感がしっくりくる「場」となりました。



素敵な、という、鈍くさい表現のその鈍くささであえて締めくくりたい
素敵な夜でありました。そして、美味しかった…(じーん)。
満腹で前のめり部隊のため昨夜は悔しかったピザは、
次回に持ち越しであります。



















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