猫の手を借りた。
とりあえず、工事は終了したものの、
棚からひっくり返した要るモノや要らんモノは放置。
なぜならば、うっかり締め切りの原稿が2本あったから。
この雪空の下なのに、あたふたと脇の下に
ぐっちょり汗をにじませているあたしに呆れ、
猫が取材メモの誤字脱字を校正してあげる、と言う。
いや、あんまし意味ないから結構です。
だって取材メモでしょ?
とお断りするあたしを無視して
作業にかかる。
「えーっとさあ、
この<知人の緑でって意味わからへんけど>」
「すいません。みどりじゃなくて<縁>」です。えん」
「あ、あぁ…」バカにしたように笑う猫。
いちいち誤字脱字を確認・指摘するので
誤字女王のあたしの
原稿を書く手は止まりまくりで迷惑千万。
ふんがふっふー!!とサザエさんであった。
もう、遅れてもええねん!
と手伝ってもらっているのに
逆ギレしたあたしはソファで寝転がり
しんしんと降り続ける窓の外の雪を眺めていると、
背後では快調なパコパコパコという音が聞こえ、
どうやら相棒が順調に原稿を書いてくれているようだ。
しかし、ほどなくパコパコ音が消えた。
と思ったら
「もうやーめた」
と自棄になった猫の叫び声が聞こえ、
ふと見やると、Macを枕にしてだらけている。
「だって、じぶんが書いてた文章、
ぜんぜん面白くないねんもん。
そんな記事の続き書けっていわれても殺生やわ。
いや、ていうか、不毛や不毛!」
猫はMacをダンダンダンと何度もふみつけた後、
ぺしゃんこになったキーボードの上で
他に踏みつけるものがないかと
きょろきょろとあたりを物色しておりました。
猫の手は、やっぱり借りられません。
棚からひっくり返した要るモノや要らんモノは放置。
なぜならば、うっかり締め切りの原稿が2本あったから。
この雪空の下なのに、あたふたと脇の下に
ぐっちょり汗をにじませているあたしに呆れ、
猫が取材メモの誤字脱字を校正してあげる、と言う。
いや、あんまし意味ないから結構です。
だって取材メモでしょ?
とお断りするあたしを無視して
作業にかかる。
「えーっとさあ、
この<知人の緑でって意味わからへんけど>」
「すいません。みどりじゃなくて<縁>」です。えん」
「あ、あぁ…」バカにしたように笑う猫。
いちいち誤字脱字を確認・指摘するので
誤字女王のあたしの
原稿を書く手は止まりまくりで迷惑千万。
ふんがふっふー!!とサザエさんであった。
もう、遅れてもええねん!
と手伝ってもらっているのに
逆ギレしたあたしはソファで寝転がり
しんしんと降り続ける窓の外の雪を眺めていると、
背後では快調なパコパコパコという音が聞こえ、
どうやら相棒が順調に原稿を書いてくれているようだ。
しかし、ほどなくパコパコ音が消えた。
と思ったら
「もうやーめた」
と自棄になった猫の叫び声が聞こえ、
ふと見やると、Macを枕にしてだらけている。
「だって、じぶんが書いてた文章、
ぜんぜん面白くないねんもん。
そんな記事の続き書けっていわれても殺生やわ。
いや、ていうか、不毛や不毛!」
猫はMacをダンダンダンと何度もふみつけた後、
ぺしゃんこになったキーボードの上で
他に踏みつけるものがないかと
きょろきょろとあたりを物色しておりました。
猫の手は、やっぱり借りられません。




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