高齢者の住環境ってどうなんだろう。

昨日は、以前に風邪で休んで振り替えてもらった、介護初任者研修の残りの座学デイでした。

住環境を整えることについては、現在の介護現場の正論があって、例えばバリアフリーで、できるだけ段差のないフラットな空間で障害物をなくすというものなど。

私はときどき大阪池田市にある認知症高齢者のグループホーム「むつみ庵」にお邪魔しているのだが、古民家を利用したむつみ庵は、介護理論でいう正論の対極にある。

と思われているんだけど、昨日の授業を聞きながら、対極にあると同時に、正しく踏襲しているのではないかとも。


というのは、「高齢者にハードルが高い」と思われる住環境は、介護の基本である「自立の支援」に基づいた「残存能力の保持」にもっとも効果的だからだ。


バリアフリーにしたり高齢者の負担を減らす目的は、「安全」である。転倒などの事故をとにかく防ぐ。介護の現場でなによりも優先される重要事項だ。

でも、同じくらい重要なのが、高齢者の残存能力を活かすこと。


同時に成りたたせるのが理想の介護環境でもある。ある意味、むつみ庵は理想の住環境なのだが、それにはスタッフが気を配り、手間をかけて入居者の皆さんの安全を確保してるという現状がある。

大変なことだ。でもなんとかなっている。なんとかしている。どうやったらなんとかできるのか。またむつみ庵にお話をお聞きしにいってみたい。

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