橘真さんのことで、お願いのようなもの。

伝説的な名店としてかつて神戸で一時代を画したフランス料理店「レストラン・ジャン・ムーラン」のソムリエを経て、「ジャック・メイヨール」の店主となった哲学するソムリエの橘真さん。

2009年からは、淡路島に移住して、「甲南醸造所 倭文土井農園」を開いて、有機野菜の栽培、平飼いの養鶏による飼料の自給といった自給自足の農業を実践していました。

お別れのことを昨日Facebookに書きましたが、元ミーツの松尾 大さんや、元トアロードホテル支配人の永末春美さんなど、何人かの方が同じようにFacebookに橘さんについて書かれていました。

そこで訃報が届かなかった方が多かったことを知り、お別れに行きたかったという声をあちこちで拝見しました。

昨日25日がお通夜で、本日26日がお葬式でした。

喪主は奥様の樹里さんで、まだお若いのに気丈につとめておられました。小さいお子さんがおられますし、どれだけ心をいためておられるかと、想像するにあまりあります。

闘病の最後はご自宅だったそうで、そばにおられて支えてどんなお気持ちだったかと…。

橘さんは今年の5月に初の著書であり、残念ながら遺作となった『哲学するレストラトゥール - 自給自足の有機農業で実践する「贈与への責務と返礼」』を出版されています。

ご存じの方には、そのまま語り口となって聞こえてくるような、独特でかつ知的な文章で、橘さんにはもうお会いできないかもしれないけれど、本を開くとそこにおられるのだなと胸にしみます。

詳細はAmazonの紹介をご覧ください。
http://amzn.asia/1Bp2IVT

現代思想家の内田樹先生がこんな文章を寄せておられます。
http://blog.tatsuru.com/2017/10/25_0802.php

まだ読まれていない方には是非読んでいただきたいです。

橘さんを知らない方にも興味深い、この時代を生きるのに大切なことがたくさん書かれています。

お別れの挨拶ができなかった方にも、お手元に著書が届けば、橘さんが照れ笑いしながら喜ばれるような気がします。

また、勝手な気持ちですが、残された奥様やお子さんを応援する気持ちでも購入いただけたら嬉しいと思っています。

Amazonでは昨日、今日で注文が続出したのか現在品切れになっていますが、版元のブリコルールパブリッシングのサイトをのぞいていただくと、入手方法がいくつもあります(版元からの直接購入も可能です)。
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紀伊國屋書店やジュンク堂書店をはじめ、全国の書店で取り扱っていますので、もちろん書店さんで探してもらえるのが一番ですが、入手しにくいという方向けにネットの購入方法をいくつかリンク貼っておきます。

楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/14732222/

honto(丸善&ジュンク堂書店のwebサイト)
https://honto.jp/netstore/pd-book_28365625.html

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